私は歩くのが好きで、機会あるごとにそのへんを徘徊している。徘徊おじさんともよばれる(かどうか)。
歩くことは健康にいいといわれる。メタボやダイエット対策、ストレス発散、脳の活性化など、いいことづくめの感がある。血圧降下作用もそのうちのひとつだが、たしかに歩いたあと、一時的かもしれないが血圧が目に見えて降下する。高血圧もちの私が実践ずみなので確かである。
ところが困ったことに、最近は紫外線だの黄砂だの花粉だの、いろんな物騒なものが大量に降り注ぐようになった。もっともそんなものは以前から降り注いでいたのだが、その量が年々増えているらしい。そしてこのところの温暖化現象。いちばん歩きやすいはずの春なのに、まるで夏のような日が多くなった。そして夏になると、外を歩くのに危険を感じるときさえある。逆に冬場は歩きやすくなったが。
いくら歩くのが体にいいといっても、そんな物騒な環境の中を歩いたら、逆に健康を害することになるのではないかと心配になってくる。
これからはウォーキングに出かけるときも、紫外線予報や黄砂情報、花粉情報などに注意を払わなければいけないかもしれない。