ニュースによると16日の宮城沖地震では、仙台市に地震の大揺れが到達する11秒前に地震警報が出ていたとか。
このシステムは地震の縦波(P波)と横波(S波)の速度差を利用したもので、震源に近い地点でP波をとらえ、S波が到達する前に警報を発するというもの。
今回も地震の規模、到達時間、予想震度など、かなり正確なものだったらしい。また、東京には大きな揺れの71秒前に情報が配信されたという。これだけの時間があれば、車を止める、エレベーターから出る、室内では火を消す、ブレーカーを落とす、玄関ドアを開けておく、机の下にもぐる、ヘルメットをかぶるなど、かなりの準備が可能だ。精神的にも不意打ちを食らうのでなく、あらかじめ身構えられるというのも大きい。直下型地震には適用できないかもしれないが、プレート境界型の地震などにはかなり有効なシステムだろう。
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地震速報システムが、ここまで進んでいるとは知らなかった。 家に設置した端末から、「震度6の地震が来るぞ。あと10秒後だ!」と音声が流れるそうだ。 以下、東京新聞から。 ■起きる16秒前に地震を予測できたという。 震度6弱を記録した宮城県沖発生の地震で