大阪その日その日

タイトルのまま、日々の記録。

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蓄熱都市大阪

 台風のおかげでひととき涼しさを味わった大阪もまた暑さがぶり返してきそうだ。最近は夏は34、5度なんてのは当たり前みたいになってしまったけど、私が子供の頃の夏は暑くてもせいぜい32、3度止まりだったような気がする(もっとも四国の田舎町だし、記憶も曖昧だけど)。この慣れが恐ろしい。

 熱の放散には水の蒸発による気化熱を利用するのがもっとも効果的だと思うのだが、大阪の街を炎天下に歩くと、ほとんどその装置がないことに改めて気がつく。道路はアスファルトで密閉され、水が撒かれることもないため、手で触ると火傷しそうなほど熱い。こんなところにイヌを散歩させようものなら、それこそホットドッグにでもなってしまいそうだ。

 そして道路の周辺は蓄熱効果の高いコンクリートの建物だらけ。そして効果的な冷却装置として機能する緑も、他都市に比べて極端に少ない。しかもご丁寧に暑い盛りにバッサリと枝葉を切り落としてくれる(2004年8月 筆者の自宅周辺)。だから日陰を選んで歩いてもムッとした熱気が襲ってくるばかりでちっとも涼しくない。昔はどんな炎天下でも日陰はそれなりに涼しかった。
 さらには以前にはたくさんみられた運河や水路も、高度経済成長期に邪魔なものとしてつぶされてしまい、今ではその上を、熱い排気ガスをまき散らせながら我がもの顔で車が走り回っている(車に乗っていると炎天下の道路の暑さを実感せずにすむ)。福岡県の柳川のようなドラマはこの街では起きなかった。
 これじゃ暑くならないわけがない。大阪は都市の冷却装置をことごとく捨て去ってきたのだ。「水の都」の看板が泣いている。
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