コンデジは背景がボケにくいのですが、撮影シーンによってはなんとかボカしてみたいこともあります。そんなとき、目いっぱい絞りを開けて撮るのもひとつの方法ですが、Olympus XZ-1などのような明るいレンズを搭載したコンデジでは、昼間の野外など明るすぎてそのワザが使えない時があります。そんな場合にXZ-1では、内蔵のNDフィルターをONにしたうえで絞りを開け、背景をある程度ボカすことができます。
下の写真は別にテストしようと思って撮ったものではないので、微妙に明るさが変わっていたり、アングルがずれたりしていますが、そのへんはご勘弁を。なお、この日(2011年6月1日)は雨模様だったので、NDフィルター無しでもF1.8(開放)で撮れたかもしれません。
▲左:1/320s F4.5 ISO:100 NDフィルター:OFF
▲右:1/250s F1.8 ISO:100 NDフィルター:ON
そういえば最近はデジタル処理で背景をボカす機種も出ているようですね。作例などを見ると、100%完璧とはいかないようですが、なかなか使えそうです。
▲同じ日、大阪市内にて、ドラマチックトーン。